トップページ > 富士山の情報 > 富士山の昆虫

富士山の昆虫

種類は?

昆虫類は種類が多いため、昆虫が何種類位いるか正確な数は 今なおつかめていないがチョウ類については比較的研究が進んでいて、 富士山には約110種類位のチョウが生息しているといわれている。

富士山の昆虫.全体的特徴は?

1、高山チョウが分布しない。

富士山は比較的新しい山なので高山チョウはいない。 南アルプスに見られる七種の高山チョウは全く見られない。 七種とはベニヒカゲ、クモマベニヒカゲ、クモマツマキチョウ、 コヒオドシ、タカネキマダラセセリ、オオイチモンジ、 ミヤマシロチュウである。

2、富士山を代表する温帯草原のチョウ16種

チャマダラセセリ、ギンイチモンジセセリ、ホシチャバネセセリ、 コキマダラセセリ、アカセセリ、ヒメシロチョウ、ヤマキチョウ、 ハヤシミドリシジミ、ミヤマカラスシジミ、 ゴマシジミ、ヒメシジミ、アサマシジミ、ヒョウモンチョウ、 ホシミスジ、キマダラモドキ 

3、昆虫の種類が最も豊かな富士山の山地帯

富士山の山地帯(夏緑広葉樹林帯)は、植物の種類がきわだって多いため、 そこに住む昆虫類も際立って多いのである。

4、富士山を侵略するウスバシロチョウ

富士山にすめなかったはずのウスバシロチョウが最近富士山麓で急激に増えている。

富士山の昆虫.代表的昆虫は?

1、低山帯

1、照葉樹林

クロアゲハ    ごく普通に見られるアゲハチョウ
モンキアゲハ   大きな白い紋が目立つ大型のアゲハチョウ
アオスジアゲハ  青色の帯が美しいアゲハチュウ
クロコノマチョウ 南方からきたチョウ
ムラサキシジミ  青紫の羽の色が輝くばかりに美しい。
ウラギンシジミ  北氏の小説(幽霊)にも出てくるチョウ
コジャノメ    ぴょんぴょん飛び跳ねるように飛ぶ

2、暖帯落葉樹林(クヌギ、コナラを中心とした二次林いわゆる雑木林)

アカシジミ、ウラナミアカシジミは赤い色をしたミドリシジミの仲間で ある。
ゴマダラチョウは羽は白黒だが、口は鮮やかな黄色オオムラサキの親戚である。
ルリタテハは瑠璃色の帯が美しいタテハチュウである。
カナブン、クロカナブン、アオカナブンはみんな木の汁が大好きである。
カブトムシは雑木林の王者である。雄の角は貫祿がある。
ノコギリクワガタは雑木林の大関的存在である。
シロテンハナムグリはよくカナブンと一緒に木の汁を吸っている。
オオミズアオは優雅な水色のガである。
ムクゲコノハは美しい大型のヤガである。

2、山地帯

1、夏緑広葉樹林

ミヤマカラスアゲハは日本の美麗チョウの五指に入る美しいチョウで ある。
オナガアゲハはクロアゲハをスマ-トにした感じのチョウである。
ミドリヒョウモンは羽の裏側が緑色をしている。
アサギマダラは優雅な物腰で大旅行しています。
ヒメマダラヒカゲの渋めの羽の色は玄人うけする。
メスアカミドリシジミはメスだけに赤い斑紋がみられるチョウである。
ウラゴマダラシジミは住んでいる地域によって羽の色や斑紋に 違いがあるスジボソヤマキチョウは羽の形がなかなか面白いのである
スミナガシの黒い稲妻は、口だけ真紅なのだ。
キンモンガは昼間飛翔するガである。
フジキオビはキンモンガと同様に昼間飛翔するガだが、キンモンガより 個対数は少ない。
ヨツスジハナカミキリはシシウドなど白い花でよく見つかる。
エゾハルゼミはミョ-キン、ケケケと鳴くため、ミョ-キンゼミとよぶ 地方もある。
コエゾゼミは7~8月頃ギ-ギ-と連続した特異な声で鳴く。

2、温帯草原(半自然の草原)

前述の2-2の16種のチョウ

3、亜高山帯

キベリタテハは学名はnymphalis antiopaである。
みんもせくちはラテン語で妖精を意味する。
フジコブヤハズカミキリは後ばねが退化して飛べない。富士山が原産地

4、高山帯

エゾスジグロシロチョウはスジグロシロチョウにたいへんよく似ていて、 標本を作ってみないと同定が難しい。
キアゲハ、モンキチョウは山麓でも見られる。
アサギマダラ、ヒオドシチョウは山麓でも見られる。